季語・歳時記

【夏の季語】サングラス

強い太陽光線などを防ぐための、色ガラスのはまっためがね。


【サングラス(上五)】
サングラスかけてなんでもかでも見る  後藤比奈夫
サングラス掛けても怖いもの怖し 後藤比奈夫
サングラス掛けて妻にも行くところ  後藤比奈夫
サングラス外し三鬼の碑にむかふ  鷲谷七菜子
サングラスかけて目つむりゐたりけり  今井杏太郎
サングラス見知らぬ町のごとく行く  本田洋子
サングラスして天国のやうな街 村田篠
サングラス取り糠床へひざまづく 西山ゆりこ

【サングラス(中七)】
謎めく瓶詰食ひサングラス売る女 関 悦史

【サングラス(下五)】
ジーンズや中也ぎらひのサングラス  星野麥丘人
見られゐることを見てゐるサングラス  稲畑汀子
海に向かひて女優風サングラス 小林苑を
背中より風化始まるサングラス  櫂未知子
ひきだしに海を映さぬサングラス  神野紗希
傷つけてみたきみづうみサングラス 小山玄黙(玄紀)


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 【春の季語】雁帰る
  2. 【春の季語】白椿
  3. 【冬の季語】冬帽
  4. 【夏の季語】海の家
  5. 【冬の季語】寒木
  6. 【春の季語】雛祭
  7. 【春の季語】巣箱
  8. 【秋の季語】秋分の日

おすすめ記事

  1. 【冬の季語】年逝く(年行く)
  2. 神保町に銀漢亭があったころ【第39回】石井隆司
  3. 恋さめた猫よ物書くまで墨すり溜めし 河東碧梧桐【季語=恋猫(春)】
  4. 【俳書探訪】井上泰至『俳句のマナー、俳句のスタイル』(本阿弥書店)
  5. 「野崎海芋のたべる歳時記」和風ロールキャベツ
  6. 【春の季語】魚氷に上る
  7. 【冬の季語】冬の谷
  8. 真っ白な番の蝶よ秋草に 木村丹乙【季語=秋草(秋)】
  9. わが恋人涼しチョークの粉がこぼれ 友岡子郷【季語=涼し(夏)】
  10. 【冬の季語】小六月

Pickup記事

  1. 【冬の季語】寒卵(寒玉子)
  2. 1 名前:名無しさん@手と足をもいだ丸太にして返し  湊圭伍
  3. 冴えかへるもののひとつに夜の鼻 加藤楸邨【季語=冴返る(春)】
  4. イエスほど痩せてはをらず薬喰 亀田虎童子【季語=薬喰(冬)】
  5. 潮の香や野分のあとの浜畠 齋藤俳小星【季語=野分(秋)】
  6. 【読者参加型】コンゲツノハイクを読む【2024年3・4月分】
  7. とび・からす息合わせ鳴く小六月 城取信平【季語=小六月(冬)】
  8. 秋の餅しろたへの肌ならべけり 室生犀星【季語=秋の餅(秋)】
  9. 神保町に銀漢亭があったころ【第74回】木暮陶句郎
  10. 【書評】小池康生 第2句集『奎星』(飯塚書店、2020年)
PAGE TOP