【春の季語】蕗味噌

【春の季語(初春=2月)】蕗味噌

蕗の薹」を茹でてあく抜きをしたあと、細かく切って炒め、焼き味噌や練り味噌にすりまぜたもの。分量は以下の通り。

<材料>(作りやすい分量)
ふきのとう…4個
ごま油…大さじ2
味噌…大さじ4
砂糖…大さじ2
酒…大さじ3
白炒りごま…小さじ1


【蕗味噌(上五)】
蕗味噌をなめて俳諧はかく寂びし 山口青邨
蕗味噌に夜もざんざんと山の雨 鷲谷七菜子
蕗味噌や出は一夜の雪被り 田中裕明

【蕗味噌(中七)】
晩酌の蕗味噌に舌よろこべよ 秋元不死男
幼子が蕗味噌の香を箸の先 飯田龍太

【蕗味噌(下五)】
母が煮てくれし土筆よ蕗味噌よ 安住敦



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