
【冬の季語=三冬(11〜1月)】玉子酒(卵酒)
たまござけ。日本酒に鶏卵、砂糖を混ぜて温めた飲み物。
これといった決まりはないが、江戸時代に発行された『料理物語』には
冷酒 – 織部盃三杯
玉子 – 1個
塩 – 少し
というレシピが記されている。

【玉子酒(卵酒)(上五)】
玉子酒降らざる雨を聞くここち 田中裕明
玉子酒持つて廊下が細長し 西村麒麟
卵酒飲めば怖かつたと分かる 野名紅里
【玉子酒(卵酒)(中七)】
【玉子酒(卵酒)(下五)】
盃になるもの多し卵酒 炭太祇
岡惚で終りし恋や玉子酒 日野草城
【ほかの季語と】