こんな本が出た
【2021年3月刊行分】
このコーナーでは、俳句に関係する本の新刊を記録しています。
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【雑誌】
雑誌名 | 特集 | 出版社 | 価格 |
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俳句 2021年4月号 | 最初の一句どう作る?/境涯俳句 | 角川文化振興財団 | 950円 |
俳句界 2021年4月号 | 俳句評論って難しい? | 文學の森 | 1000円 |
NHK俳句 2021年 04月号 | 俳句のはがき出そう運動 | NHK出版 | 750円 |
俳句四季 2021年 04月号 | 令和の新創刊 | 東京四季出版 | 1000円 |
俳壇 2021年4月号 | 俳句とひらがな | 本阿弥書店 | 900円 |
俳句あるふぁ2021年春号 | 俳句と生きる | 毎日新聞出版 | 1230円 |
100年俳句計画 2021.04 | 100年俳句×福祉計画 | マルコボ.コム | 660円 |
【一般】
書名 | 著者名 | 出版社 | 価格 |
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花と緑の歳時記365日 | 俳句あるふぁ編集部 | 毎日新聞出版 | 1430円 |
俳句部、はじめました ――さくら咲く一度っきりの今を詠む | 神野 紗希(著) | 岩波書店 | 1595円 |
進むべき俳句の道 | 高濱虚子(著) | 角川書店 | 1078円 |
与謝蕪村 「ぎこちない」を芸術にした画家 | 府中市美術館 (編) | 東京美術 | 2750円 |
自由律俳句と詩人の俳句 | 樽見 博(著) | 文学通信 | 2970円 |
シリーズ自句自解IIベスト 100 津久井紀代 | 津久井紀代(著) | ふらんす堂 | 1650円 |
17音の青春 2021 五七五で綴る高校生のメッセージ | 学校法人 神奈川大学 広報委員会 (編) | KADOKAWA | 770円 |
正岡子規研究 ―中川四明を軸として― | 根本文子 | 笠間書院 | 7700円 |
【句集】
書名 | 著者/自選句 | 出版社 | 価格 |
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光聴 | 岡田一実(著) | 素粒社 | 2200円 |
疎に椿咲かせて暗き木なりけり 空に日の移るを怖れ石鹼玉 闇を瞠るや冷房の幻聴に 可笑しいと思ふそれから初笑 菊吸や茎に微塵のひかり入れ 人と舟秋解纜にひとつ影 返り花川は巌の段に急 仮初に涼しと詠みて徐々に情 鵯の山雨をこゑに私す | |||
聖樹 | 菊池洋勝(著) | 毎週web句会 | 1000円 |
竿竹の限りに干せる日永かな 夏座敷超合金が払ふ邪気 一方通行の花屋薔薇を売る 首一つ開けたる窓や梅雨に入る 新生姜漬ける会社へ就職す 波の来る遺書を見直す誤字脱字 被災地の天皇陛下着ぶくれる 山法師重き図鑑の返却日 病棟の消灯時間聖樹消ゆ 悴む手よりスマホ決済の音 | |||
新編 山頭火全集3巻 | 種田山頭火 (著) | 春陽堂書店 | 4400円 |
各巻に巻頭口絵、月報あり。 | |||
森田峠全句集 | 森田峠(著) | ふらんす堂 | 11000円 |
◆収録内容 第一句集『避暑散歩』 第二句集『三角屋根』 第三句集『逆瀬川』 『森田峠作品集』補遺 第四句集『雪紋』 第五句集『牧開』 第六句集『葛の崖』 第七句集『四阿』 第八句集『甲山』 第九句集『朴の木山荘』 補遺 | |||
鳩の居る庭 | 有原雅香 | ふらんす堂 | 3080円 |
五反田の桜坂道師の家路 薔薇咲いて小さき庭の貌変わる 帯とれた昭和の句集馬酔木咲く 少年は老功となり将 狼となり 狐火は美しいらし未だ見ず さそり座の光澄む空海路行く 蜻蛉追う児は一行詩光満つ パンドラの箱開けず金婚秋二人 すべて点より始まる宇宙木の芽月 鳩の居る普通の暮し日向ぼこ | |||
音色 | 涌羅由美(著) | ふらんす堂 | 2860円 |
手のひらにのるほどの靴春を待つ 啓蟄やそこここにゐる虫博士 著ぶくれの子にしてしまふ親心 白き歯の見えて勝利の日焼顔 島の子とひと目でわかる泳ぎかな リスト弾く第一音にある淑気 悴みし指に躓くショパンかな 大試験母にも長き一と日かな はらはらと散りひらひらと蝶となり よべ星の零れ花野となりにけり | |||
今日の風 | 山田 閏子 (著) | 朔出版 | 2970円 |
さりげなくはげます書信梅椿 ひとまはり違ひの姉と花衣 水色の空に触れたる峰桜 打水にふはりと蝶の浮き上り 紙魚の痕特攻隊の兄の遺書 去るにつけ風の紫菀の虚子山廬 まつすぐに落ちて木の実のひと弾み 長男の嫁は伊予より獺祭忌 おでん屋に前こごみなる背の並び 子と歩き母と歩きし落葉道 砕けたる冬濤へまた冬の濤 寒紅や普段着のまま今日も暮れ | |||
百花斉放 | 玉石亭 関 昭一(著) | デザインエッグ社 | 1947円 |
【「こんな本がでた」バックナンバー】
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