
【夏の季語=三夏(5-7月)】網戸
建物の換気や通風を保ちながら、虫などの室内への侵入を防ぐために網(防虫網)を張った建具のこと。夏の室内に風を通すのに必須である。

【網戸(上五)】
網戸微風嗚呼恍惚の父睡り 石寒太
網戸して革命はもうあるまじき 後藤章
網戸抜け荒地を抜けて転生す 瀬戸優理子
【網戸(中七)】
老人よどこも網戸にしてひとり 波多野爽波
自転車も網戸も浚ひ出されけり 佐川盟子
集金の人が網戸の前に居る 西生ゆかり
廃業のカフェの網戸を交換す 谷村行海
【網戸(下五)】
青空のうすくなりたる網戸かな 石田響子
豆腐屋のゆつくり通る網戸かな 平田倫子
【ほかの季語と】