ハイクノミカタ安里琉太

  1. 生きるの大好き冬のはじめが春に似て 池田澄子【季語=初冬(冬)】

    生きるの大好き冬のはじめが春に似て池田澄子『恒信風』のインタビュー記事で、池田澄子自身が、この句について次のように述べている。池田 この間ちょっと引用して書いてくださった方が、お医者さんでね…

  2. 青年鹿を愛せり嵐の斜面にて 金子兜太【季語=鹿(秋)】

    青年鹿を愛せり嵐の斜面にて金子兜太「斜面」を「なぞえ」と読…

  3. ここまでは来たよとモアイ置いていく 大川博幸

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  4. 昼ごろより時の感じ既に無くなりて樹立のなかに歩みをとどむ 佐藤佐太郎

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  5. 魚卵たべ九月些か悔いありぬ 八田木枯【季語=九月(秋)】

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  6. 松風や俎に置く落霜紅 森澄雄【季語=落霜紅(秋)】

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