【夏の季語】草矢

【夏の季語=三夏(5-7月)】草矢
「茅」や「薄」の葉を矢のように飛ばす、昔ながらの子供の遊び。川を挟んで投げあったり、的をすえて投げたりする。


【草矢(上五)】
草矢うつ天城越えなる湯の谷へ 皆吉爽雨
草矢もて彼の世の誰にあてやうか 関戸靖子
草矢たかく少年の日の空なりし 中坪達哉
草矢など戯れ打つも旗の翼 平子公一

【草矢(中七)】
あをあをと草矢は空にかくれけり 細川加賀
征矢ならで草矢ささりし国家かな 小川双々子
嘘をつくや草矢につゞくあづまはや 加藤郁乎

【草矢(下五)】
的遠きこと競ひ合ひ草矢打つ 片山由美子
ねらはれて真顔となりし草矢かな 片山由美子
日輪を串刺しにせし草矢かな 櫂未知子



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