「群青」

  1. トラックに早春を積み引越しす 柊月子【季語=早春(春)】 

    トラックに早春を積み引越しす)(柊月子『雪華』2023年5月号島根への引越し準備が佳境を迎えている。旭川市での生活も残すところ、あと4日になった。来週には、もう島根県民に変わっている。思い出…

  2. 時計屋の時計春の夜どれがほんと 久保田万太郎【季語=春の夜(春)】

    時計屋の時計春の夜どれがほんと久保田万太郎あっさいあるある…

  3. 父の手に負へぬ夜泣きや夏の月 吉田哲二【季語=夏の月(夏)】 

    父の手に負へぬ夜泣きや夏の月)(吉田哲二(「髪刈る椅子」ふらんす堂)…

  4. 泥に降る雪うつくしや泥になる 小川軽舟【季語=雪(冬)】

    泥に降る雪うつくしや泥になる小川軽舟この原稿を書いているの…

  5. 足跡が足跡を踏む雪野かな 鈴木牛後【季語=雪野(冬)】 

    足跡が足跡を踏む雪野かな)(鈴木牛後(「北海道俳句年鑑2023」より)…

  6. 寒卵良い学校へゆくために 岩田奎【季語=寒卵(冬)】

  7. 真っ白な息して君は今日も耳栓が抜けないと言う 福田若之【季語=真っ白な息(冬)】

  8. 旅いつも雲に抜かれて大花野 岩田奎【季語=大花野(秋)】

  9. 地吹雪や蝦夷はからくれなゐの島 櫂未知子【季語=地吹雪(冬)】 

  10. 北寄貝桶ゆすぶつて見せにけり 平川靖子【季語=北寄貝(冬)】 

  11. 背広来る来るジンギスカンを食べに来る 橋本喜夫【季語=ジンギスカン(秋)】 

  12. 立春の零下二十度の吐息 三品吏紀【季語=立春(春)】 

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  5. ハフハフと泳ぎだす蛭ぼく音痴 池禎章【季語=蛭(夏)】

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