「群青」

  1. しろがねの盆の無限に夏館 小山玄紀【季語=夏館(夏)】

    しろがねの盆の無限に夏館小山玄紀初めての海外旅行はフランスだった。行きの飛行機で荷物のコンテナが経由の空港に置き去りにされ、その便に乗っていた乗客は全員が手荷物だけで空港をあとにした。当時は『地球の…

  2. メロン食ふたちまち湖を作りつつ 鈴木総史【季語=メロン(夏)】

    メロン食ふたちまち湖を作りつつ鈴木総史好きな食べ物を好きな…

  3. 百合のある方と狐のゐる方と 小山玄紀

    百合のある方と狐のゐる方と小山玄紀最終回なので、書きたいこ…

  4. 蕎麦碾くや月山はうつすらと雪 佐藤郁良【季語=雪(冬)】 

    蕎麦碾くや月山はうつすらと雪)(佐藤郁良(NHK俳句王国がゆく・山形県村山…

  5. 青空の暗きところが雲雀の血 高野ムツオ【季語=雲雀(春)】

    青空の暗きところが雲雀の血高野ムツオ先日、飛鳥に行ってきた…

  6. 牡丹ていっくに蕪村ずること二三片 加藤郁乎  

  7. 吾も春の野に下りたてば紫に 星野立子【季語=春の野(春)】

  8. 一瞬にしてみな遺品雲の峰 櫂未知子【季語=雲の峰(夏)】 

  9. 祈るべき天と思えど天の病む 石牟礼道子

  10. 芹と名がつく賑やかな娘が走る 中村梨々【季語=芹(春)】 

  11. 誰も口にせぬ流氷の向かうの地 塩崎帆高【季語=流氷(春)】

  12. 故郷のすすしの陰や春の雪 原石鼎【季語=春の雪(春)】 

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  3. からたちの花のほそみち金魚売 後藤夜半【季語=金魚売(夏)】
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