「野火」
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晴れ曇りおほよそ曇りつつじ燃ゆ 篠田悌二郎【季語=躑躅(春)】
晴れ曇りおほよそ曇りつつじ燃ゆ篠田悌二郎 今週、軽井沢へ仕事で行ってきた。ちょうどG7外務大臣会合が行われていたので、駅前は警備車両が多かったが、アウトレットモールが臨時休館だったので閑散としていた…
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動かない方も温められている 芳賀博子
動かない方も温められている)芳賀博子『髷を切る』2018年9月…
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セーターを脱いだかたちがすでに負け 岡野泰輔【季語=セーター(冬)】
セーターを脱いだかたちがすでに負け)岡野泰輔『なめらかな世界の肉』2016…
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橇にゐる母のざらざらしてきたる 宮本佳世乃【季語=橇(冬)】
橇にゐる母のざらざらしてきたる)宮本佳世乃『三〇一号室』2019年12月…
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鱶のあらい皿を洗えば皿は海 谷さやん【季語=鱶(冬)】
鱶のあらい皿を洗えば皿は海)谷さやん『谷さやん句集』2022年12月…
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トローチのすつと消えすつと冬の滝 中嶋憲武【季語=冬の滝(冬)】
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雪が降る千人針をご存じか 堀之内千代【季語=雪(冬)】
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誕生日の切符も自動改札に飲まれる 岡田幸生
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牡蠣フライ女の腹にて爆発する 大畑等【季語=牡蠣(冬)】
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泣きながら白鳥打てば雪がふる 松下カロ【季語=白鳥・雪(冬)】
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梅雨の日の烈しくさせば罌粟は燃ゆ 篠田悌二郎【季語=梅雨・罌粟(夏)】
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ゆる俳句ラジオ「鴨と尺蠖」【第6回】