なり

  1. きりぎりす飼ふは死を飼ふ業ならむ 齋藤玄【季語=螽蟖(秋)】

    きりぎりす飼ふは死を飼ふ業ならむ齋藤玄立秋を過ぎ、はやキリギリスが鳴く時期となった。当地では夏に蝉の声を聞くことはあまりなかったのだが、昨年からエゾゼミが鳴くようになり、今年は暑かったせいもあって毎…

  2. ひまわりと俺たちなんだか美男子なり 谷佳紀【季語=ひまわり(夏)】

    ひまわりと俺たちなんだか美男子なり谷佳紀セクト・ポクリット…

  3. 水底を涼しき風のわたるなり 会津八一【季語=涼し(夏)】

    水底を涼しき風のわたるなり会津八一(上村占魚『会津八一俳句私解』昭和58年…

  4. 吸呑の中の新茶の色なりし 梅田津【季語=新茶(夏)】

    吸呑の中の新茶の色なりし梅田津新茶を買ってきた。ボジョレー…

  5. 天体のみなしづかなる草いきれ 生駒大祐【季語=草いきれ(夏)】

    天体のみなしづかなる草いきれ生駒大祐炎熱のなかの「草いきれ…

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