季語・歳時記

【春の季語】春分

【春の季語=仲春(3月)】春分 

春の半ばと書くとおり、「立春」と「立夏」のちょうど中間にあたる。

仏教においては、春分と秋分が彼岸である西方浄土への距離がもっとも短くなる日とされ、「春分」は「彼岸」の中日とされる。「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、この時期から徐々に春の気配が強まってくる。「春分の日」は国民の祝日として制定されている。

太陽の高さを基準にした二十四節気のうち春の四番目となる(「立春」→「雨水」→「啓蟄」に次ぐ)。


【春分(上五)】
春分や水の音より夜に入りぬ 中井洋子
春分や剣玉の糸くすませて 野口る理

【春分(中七)】

【春分(下五)】




【セクト・ポクリット管理人より読者のみなさまへ】



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 【秋の季語】秋の空
  2. 【春の季語】シクラメン
  3. 【春の季語】春の雪
  4. 【秋の季語】秋桜
  5. 【冬の季語】小春
  6. 【秋の季語】鰯雲/鱗雲 鯖雲
  7. 【冬の季語】嚏(嚔)
  8. 【夏の季語】涼し

おすすめ記事

  1. 天籟を猫と聞き居る夜半の冬 佐藤春夫【季語=夜半の冬(冬)】
  2. 「我が毒」ひとが薄めて名薬梅雨永し 中村草田男【季語=梅雨(夏)】
  3. 卒業す片恋少女鮮烈に 加藤楸邨【季語=卒業(春)】
  4. 【書評】人生の成分・こころの成分――上田信治『成分表』(素粒社、2022年)
  5. 結婚は夢の続きやひな祭り 夏目雅子【季語=雛祭(春)】
  6. 父の手に負へぬ夜泣きや夏の月 吉田哲二【季語=夏の月(夏)】 
  7. 後の月瑞穂の国の夜なりけり 村上鬼城【季語=後の月(秋)】
  8. 猿負けて蟹勝つ話亀鳴きぬ 雪我狂流【季語=亀鳴く(春)】
  9. 初花や竹の奥より朝日かげ    川端茅舎【季語=初花(春)】
  10. 【春の季語】恋猫

Pickup記事

  1. 南浦和のダリヤを仮のあはれとす 摂津幸彦【季語=ダリヤ(夏)】
  2. 気が変りやすくて蕪畠にゐる 飯島晴子【季語=蕪(冬)】
  3. 金閣をにらむ裸の翁かな 大木あまり【季語=裸(夏)】
  4. 月光に夜離れはじまる式部の実 保坂敏子【季語=式部の実(秋)】
  5. 麦真青電柱脚を失へる 土岐錬太郎【季語=青麦(夏)】
  6. 【夏の季語】噴水
  7. 【新番組】「ラジオ・ポクリット」【第1回】(ゲスト:鈴木牛後さん)
  8. 美しきものに火種と蝶の息 宇佐美魚目【季語=蝶(春)】 
  9. 鱶のあらい皿を洗えば皿は海 谷さやん【季語=鱶(冬)】
  10. まはすから嘘つぽくなる白日傘 荒井八雪【季語=白日傘(夏)】
PAGE TOP