また

  1. 茄子もぐ手また夕闇に現れし 吉岡禅寺洞【季語=茄子(秋)】

    茄子もぐ手また夕闇に現れし吉岡禅寺洞(『吉岡禅寺洞 俳句全集』暁光堂俳句文庫)読んで意味のわからない句ではない。が、「また夕闇に現れし」という措辞からは、おもわず、茄子泥棒!などと不穏なことを思って…

  2. 片手明るし手袋をまた失くし 相子智恵【季語=手袋(冬)】

    片手明るし手袋をまた失くし相子智恵ない。ない? ないない、…

  3. 左義長のまた一ところ始まりぬ 三木【季語=左義長(新年)】

    左義長のまた一ところ始まりぬ三木)まさとし))一月も半分過…

  4. 誰かまた銀河に溺るる一悲鳴 河原枇杷男【季語=銀河(秋)】

    誰かまた銀河に溺るる一悲鳴河原枇杷男(『蝶座』)銀河は、織…

  5. 直立の八月またも来りけり 小島健【季語=八月(秋)】

    直立の八月またも来りけり()小島健作者の深い思いと詩魂が結…

  6. 青嵐神木もまた育ちゆく 遠藤由樹子【季語=青嵐(夏)】

  7. 除草機を押して出会うてまた別れ 越野孤舟【季語=除草機(夏)】

  8. 三月の又うつくしきカレンダー 下田実花【季語=三月(春)】

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