1. 家毀し瀧曼荼羅を下げておく 飯島晴子【季語=滝(夏)】

    家毀し瀧曼荼羅を下げておく)飯島晴子 この句の作られた昭和五十二年は、晴子が熊野を歩いた年でもある。大きな木造の家がこわされ、そこに曼荼羅がさがり、やがて滝になってゆくような感じがある。〈西国は大な…

  2. 家濡れて重たくなりぬ花辛夷 森賀まり【季語=花辛夷(春)】 

    家濡れて重たくなりぬ花辛夷)森賀まりこれを書いている今日、…

  3. 底紅や黙つてあがる母の家 千葉皓史【季語=底紅(秋)】

    底紅や黙つてあがる母の家千葉皓史「母の家」だから、その家は…

  4. 夏場所の終はるころ家建つらしい 堀下翔【季語=夏場所(夏)】

    夏場所の終はるころ家建つらしい堀下翔))いろいろと面白い句…

  5. 大いなる春を惜しみつ家に在り 星野立子【季語=春惜しむ(春)】

    大いなる春を惜しみつ家に在り星野立子(星野立子)明日から連…

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