1. 菊食うて夜といふなめらかな川 飯田晴【季語=菊(秋)】

    菊食うて夜といふなめらかな川飯田晴先週、句集の手触りの話をしたけれど、もちろんどの句集にも手触りはあります。もっと踏み込むと、読み心地ともいえるかもしれません。編年体か、作者の思い入れのある…

  2. まはし見る岐阜提灯の山と川 岸本尚毅【季語=岐阜提灯(夏)】

    まはし見る岐阜提灯の山と川岸本尚毅よく「まはし見る」が出せ…

  3. 大利根にほどけそめたる春の雲 安東次男【季語=春の雲(春)】

    大利根にほどけそめたる春の雲)安東次男)大阪で生まれ育った…

  4. 鉛筆一本田川に流れ春休み 森澄雄【季語=春休み(春)】

    鉛筆一本田川に流れ春休み 森澄雄春休みの気分がよく出ている…

  5. 川を見るバナナの皮は手より落ち 高濱虚子【季語=バナナ(夏)】

    川を見るバナナの皮は手より落ち高濱虚子初出は、1935年で…

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