泣く

  1. 霜夜子は泣く父母よりはるかなものを呼び 加藤楸邨【季語=霜夜(冬)】

    霜夜子は泣く父母よりはるかなものを呼び加藤楸邨霜を踏んで来る音もない静まり返った夜であろう。地も中空も冷えに張りつめて、またどこも冷えが漂っている。こうした冷えのイメージは空間的な広さを思わせ、夜の…

  2. 泣きながら白鳥打てば雪がふる 松下カロ【季語=白鳥・雪(冬)】

    泣きながら白鳥打てば雪がふる)松下カロ(『白鳥句集』深夜叢書社 2016年…

  3. なく声の大いなるかな汗疹の児 高浜虚子【季語=汗疹(夏)】

    なく声の大いなるかな汗疹の児)高浜虚子 父は78歳でこの世…

  4. 後輩の女おでんに泣きじゃくる 加藤又三郎【季語=おでん(冬)】

    後輩の女おでんに泣きじゃくる)加藤又三郎子供の頃憧れたもの…

カテゴリー記事一覧

記事一覧

PAGE TOP