言う

  1. 「十六夜ネ」といった女と別れけり 永六輔【季語=十六夜(秋)】

    「十六夜ネ」といった女と別れけり永六輔 高校時代、ありがとうをいつも「サンキュ」という同級生がいた。特に特徴のない言葉なのだがやはりありがとうの方が主流だし「サンキュー」でなく「サンキュ」である点も…

  2. 葛の花来るなと言つたではないか 飯島晴子【季語=葛の花(秋)】

    葛の花来るなと言つたではないか飯島晴子颱風の被害にあわれた…

  3. 妻が言へり杏咲き満ち恋したしと 草間時彦【季語=杏の花(春)】

    妻が言へり杏咲き満ち恋したしと草間時彦(『中年』) 妻に「…

  4. 卓に組む十指もの言ふ夜の秋 岡本眸【季語=夜の秋(夏)】

    卓に組む十指もの言ふ夜の秋)岡本眸 刑事コロンボが犯人にボ…

  5. 枯葉言ふ「最期とは軽いこの音さ」 林翔【季語=枯葉(冬)】

    枯葉言ふ「最期とは軽いこの音さ」)林 翔特に理由もない…

  6. ビーフストロガノフと言へた爽やかに 守屋明俊【季語=爽やか(秋)】

  7. 鳥けもの草木を言へり敗戦日 藤谷和子【季語=敗戦日(秋)】

  8. 抱く吾子も梅雨の重みといふべしや 飯田龍太【季語=梅雨(夏)】

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