「狩」
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新蕎麦のそば湯を棒のごとく注ぎ 鷹羽狩行【季語=新蕎麦(秋)】
新蕎麦のそば湯を棒のごとく注ぎ鷹羽狩行 東京に来て蕎麦を食べることが増えた。関西でも蕎麦を食べていたが、うどんを食べる方が圧倒的に多かった。私が関西に住んでいた時は、年越し蕎麦の他に年に数回、蕎麦を…
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風光りすなはちもののみな光る 鷹羽狩行【季語=風光る(春)】
風光りすなはちもののみな光る鷹羽狩行 先週末、快晴のもと「…
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去年今年詩累々とありにけり 竹下陶子【季語=去年今年(冬)】
去年今年詩累々とありにけり)竹下陶子世の中に才能や技術の高…
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オルゴールめく牧舎にも聖夜の灯 鷹羽狩行【季語=聖夜(冬)】
オルゴールめく牧舎にも聖夜の灯)鷹羽狩行父の影響を受けてギ…
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胸の炎のボレロは雪をもて消さむ 文挾夫佐恵【季語=雪(冬)】
胸の炎(ほ)のボレロは雪をもて消さむ)文挾夫佐恵小学校の頃…
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冬ざれや石それぞれの面構へ 若井新一【季語=冬ざれ(冬)】
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枯野ゆく最も遠き灯に魅かれ 鷹羽狩行【季語=枯野(冬)】
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受賞者の一人マスクを外さざる 鶴岡加苗【季語=マスク(冬)】
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境内のぬかるみ神の発ちしあと 八染藍子【季語=神の旅(冬)】
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葛の花むかしの恋は山河越え 鷹羽狩行【季語=葛の花(秋)】
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春ショール靡きやすくて恋ごこち 檜紀代【季語=春ショール(春)】
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胡桃割る胡桃の中に使はぬ部屋 鷹羽狩行【季語=胡桃(秋)】