「琴座」
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虎の上に虎乗る春や筥いじり 永田耕衣【季語=春(春)】
虎の上に虎乗る春や筥いじり)(永田耕衣永田耕衣の俳句を読んでいると、なにか珍しい骨董品を見ているような感覚に陥ることがある。私は骨董品に詳しいわけでもないけれど、手にとっていろんな角度から、…
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山椒の実噛み愛憎の身の細り 清水径子【季語=山椒の実(秋)】
山椒の実噛み愛憎の身の細り清水径子(『現代俳句歳時記』) …
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青大将この日男と女かな 鳴戸奈菜【季語=青大将(夏)】
青大将この日男と女かな鳴戸奈菜(『イヴ』) 青大将は、蝮と…
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休みの日晝まで霜を見てゐたり 永田耕衣【季語=霜(冬)】
休みの日晝まで霜を見てゐたり永田耕衣畳にごろんと寝転んで、…
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白梅や天没地没虚空没 永田耕衣【季語=白梅(春)】
白梅や天没地没虚空没永田耕衣(「而今・只今」2013年沖積舎)…
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第8回】印南野と永田耕衣