みな
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春菊や料理教室みな男 仲谷あきら【季語=春菊(春)】
春菊や料理教室みな男仲谷あきら季語【春菊】食材として鍋やおひたしに使われる。「これ。」と言って妻が一枚の紙を差し出した。その日は私の、43年間にわたる会社勤めの最後の日だった。送別会…
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一瞬にしてみな遺品雲の峰 櫂未知子【季語=雲の峰(夏)】
一瞬にしてみな遺品雲の峰)(櫂未知子(第三句集『カムイ』より)…
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月かげにみな美しき庭のもの 稲畑汀子【季語=月影(秋)】
月かげにみな美しき庭のもの稲畑汀子 9月最後の金曜日である…
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風光りすなはちもののみな光る 鷹羽狩行【季語=風光る(春)】
風光りすなはちもののみな光る鷹羽狩行 先週末、快晴のもと「…
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誰もみなコーヒーが好き花曇 星野立子【季語=花曇(春)】
誰もみなコーヒーが好き花曇星野立子(「春雷」)人間の嗜好に…
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枯蓮のうごく時きてみなうごく 西東三鬼【季語=枯蓮(冬)】
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ひるすぎの小屋を壊せばみなすすき 安井浩司【季語=すすき(秋)】
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みな聖樹に吊られてをりぬ羽持てど 堀田季何【季語=聖樹(冬)】
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品川はみな鳥のような人たち 小野裕三
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人はみななにかにはげみ初桜 深見けん二【季語=初桜(春)】
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天体のみなしづかなる草いきれ 生駒大祐【季語=草いきれ(夏)】