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  1. 手を入れてみたき帚木紅葉かな 大石悦子【季語=紅葉(秋)】

    手を入れてみたき帚木紅葉かな大石悦子(「新版角川俳句大歳時記 秋」)帚木(ははきぎ)はヒユ科(以前はアカザ科)の一年草。ホウキグサとも。実の「とんぶり」は秋の季語だが、帚木は晩夏の季語。掲句は「帚木…

  2. 丹田に力を入れて浮いて来い 飯島晴子【季語=浮いて来い(夏)】

    丹田に力を入れて浮いて来い)飯島晴子)平成十二年の作。晴子…

  3. 人妻ぞいそぎんちやくに指入れて 小澤實【季語=磯巾着(春)】

    人妻ぞいそぎんちやくに指入れて小澤實(『瞬間』) 磯の花と…

  4. もろ手入れ西瓜提灯ともしけり 大橋櫻坡子【季語=西瓜提灯】

    もろ手入れ西瓜提灯ともしけり大橋櫻坡子(『引鶴』1952年)…

  5. 遠くより風来て夏の海となる 飯田龍太【季語=夏の海(夏)】

    遠くより風来て夏の海となる飯田龍太アメリカの5月31日はメ…

  6. 指入れてそろりと海の霧を巻く 野崎憲子【季語=海霧(夏)】

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