女
-
さくら仰ぎて雨男雨女 山上樹実雄【季語=桜(春)】
さくら仰ぎて雨男雨女山上樹実雄晴れ女が証明された場に居合わせたことがある。年末の鎌倉で、底冷えの吟行だった。どこをどう歩いたのか、辿り着いたのは中国精進料理の鎌倉「凜林」。予約限定の店を幹事が抑えて…
-
「十六夜ネ」といった女と別れけり 永六輔【季語=十六夜(秋)】
「十六夜ネ」といった女と別れけり永六輔 高校時代、ありがと…
-
朝貌や惚れた女も二三日 夏目漱石【季語=朝貌(秋)】
朝貌や惚れた女も二三日夏目漱石 (『漱石俳句集』) 近所の…
-
牡蠣フライ女の腹にて爆発する 大畑等【季語=牡蠣(冬)】
牡蠣フライ女の腹にて爆発する)大畑等(大畑等句集『ねじ式』2009年2月)…
-
青大将この日男と女かな 鳴戸奈菜【季語=青大将(夏)】
青大将この日男と女かな鳴戸奈菜(『イヴ』) 青大将は、蝮と…
-
扇子低く使ひぬ夫に女秘書 藤田直子【季語=扇子(夏)】
-
女に捨てられたうす雪の夜の街燈 尾崎放哉【季語=雪(冬)】
-
後輩の女おでんに泣きじゃくる 加藤又三郎【季語=おでん(冬)】
-
こほろぎや女の髪の闇あたたか 竹岡一郎【季語=蟋蟀(秋)】
-
赤き茸礼讃しては蹴る女 八木三日女【季語=茸(秋)】
-
竹秋や男と女畳拭く 飯島晴子【季語=竹秋(春)】