1. さくら仰ぎて雨男雨女 山上樹実雄【季語=桜(春)】

    さくら仰ぎて雨男雨女山上樹実雄晴れ女が証明された場に居合わせたことがある。年末の鎌倉で、底冷えの吟行だった。どこをどう歩いたのか、辿り着いたのは中国精進料理の鎌倉「凜林」。予約限定の店を幹事が抑えて…

  2. 「十六夜ネ」といった女と別れけり 永六輔【季語=十六夜(秋)】

    「十六夜ネ」といった女と別れけり永六輔 高校時代、ありがと…

  3. 朝貌や惚れた女も二三日 夏目漱石【季語=朝貌(秋)】

    朝貌や惚れた女も二三日夏目漱石 (『漱石俳句集』) 近所の…

  4. 牡蠣フライ女の腹にて爆発する 大畑等【季語=牡蠣(冬)】

    牡蠣フライ女の腹にて爆発する)大畑等(大畑等句集『ねじ式』2009年2月)…

  5. 青大将この日男と女かな 鳴戸奈菜【季語=青大将(夏)】

    青大将この日男と女かな鳴戸奈菜(『イヴ』) 青大将は、蝮と…

  6. 扇子低く使ひぬ夫に女秘書 藤田直子【季語=扇子(夏)】

  7. 女に捨てられたうす雪の夜の街燈 尾崎放哉【季語=雪(冬)】

  8. 後輩の女おでんに泣きじゃくる 加藤又三郎【季語=おでん(冬)】

  9. こほろぎや女の髪の闇あたたか 竹岡一郎【季語=蟋蟀(秋)】

  10. 赤き茸礼讃しては蹴る女 八木三日女【季語=茸(秋)】

  11. 竹秋や男と女畳拭く 飯島晴子【季語=竹秋(春)】

おすすめ記事

  1. 【#28】愛媛県の岩松と小野商店
  2. 【春の季語】猫柳
  3. 日の遊び風の遊べる花の中 後藤比奈夫【季語=花(春)】
  4. 悲しみもありて松過ぎゆくままに 星野立子【季語=松過(新年)】
  5. 花臭木に蝶のせはしや浮かび沈み 本井英【季語=臭木の花(秋)】

Pickup記事

  1. 昼顔のあれは途方に暮るる色 飯島晴子【季語=昼顔(夏)】
  2. 【夏の季語】シャワー
  3. 数へ日を二人で数へ始めけり 矢野玲奈【季語=数へ日(冬)】
  4. 未婚一生洗ひし足袋の合掌す 寺田京子【季語=足袋(冬)】
  5. 水中に風を起せる泉かな 小林貴子【季語=泉(夏)】
PAGE TOP