冬の季語

【冬の季語】八手の花

【冬の季語=初冬(11月)】八手の花

【解説】

初冬に咲き始める。

「天狗の羽団扇」のような葉っぱに、葱坊主のような白く小さな花が咲く。開花時期は、11月から12月初旬にかけて。日陰でもよく育つ。

掌状に7~11裂する葉を「手」に見立てているものの、よく観察してみると、実際には7裂または9裂するものが多い。 

俳句では、「花八手」ともいう。


【八手の花(上五)】

【八手の花(中七)】
手水鉢八手の花に位置をとる 正岡子規
こもり居の八ツ手の花のさびしさや 高濱虚子
この後は八手の花も愛で生きん 星野立子
日享けて八手の花は光らずよ 京極杞陽
たんねんに八手の花を虻舐めて 山口青邨

【八手の花(下五)】


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