夏の季語

【夏の季語】たかんな

【夏の季語=初夏(5月)】たかんな

【ミニ解説】

竹の新芽を「筍」といいます。

「たかうな」「たかんな」は、その古名。

青森県八戸市の俳句結社「たかんな」(吉田千嘉子主宰)は、師系の句である

たかんなの光て竹となりにけり 小林康治

による。


【たかんな(上五)】
たかんなの土出でてなほ鬱々と 山口誓子
たかんなの影は竹より濃かりけり 中村草田男
たかんなの光て竹となりにけり 小林康治


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