冬の季語

【冬の季語】湯婆(たんぽ)

【冬の季語=三冬(11月〜1月)】湯婆(たんぽ)

湯たんぽ」のこと。

上五で使われたときは「ゆたんぽ」と四音で読ませる。


【湯婆(上五)】
湯婆抱きまこと職なき手足かな 小林康治
湯婆の夜戦中に似て非なる 宇多喜代子

【湯婆(中七)】
古庭や月に湯婆の湯をこぼす 正岡子規
なき母の湯婆やさめて十二年 夏目漱石
よき眠り欲りす湯婆に足そろヘ 富安風生

【湯婆(下五)】
夢よりは先へさめたる湯婆哉 横井也有 
捨つる水に体温ありぬ湯婆かな  谷口いづみ


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