冬の季語

【冬の季語】寒椿

【冬の季語=晩冬(1月)】寒椿

「椿」は早春の花だが、9月、10月から冬にかけて咲く早咲きの椿を指す。

「冬椿」「冬の椿」とも。


【寒椿(上五)】
寒椿鍋つやつやに磨いてゐるか 川崎展宏
寒椿一輪われも日の出待つ 鍵和田秞子
寒椿置きたる水の動きだす 夏井いつき
寒椿落ちゆく先の貴船川 山田佳乃

【寒椿(中七)】

【寒椿(下五)】
汐入りの池あたゝかし寒椿 中村汀女
汲みたての水揺れてゐる寒椿 桂信子
飲食に倦むときのあり寒椿 森澄雄

【ほかの季語と】
雪女郎に恋はありけり寒椿 中勘助
寒椿つひに一日のふところ手 石田波郷


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 【春の季語】復活祭
  2. 【冬の季語】小春日
  3. 【春の季語】春二番
  4. 【冬の季語】ストーブ
  5. 【春の季語】涅槃図
  6. 【秋の季語】団栗
  7. 【新年の季語】福寿草
  8. 【秋の季語】霧

おすすめ記事

  1. 神保町に銀漢亭があったころ【第108回】麻里伊
  2. 雛節句一夜過ぎ早や二夜過ぎ 星野立子【季語=雛節句(春)】
  3. 美しきものに火種と蝶の息 宇佐美魚目【季語=蝶(春)】 
  4. 飯蛸に昼の花火がぽんぽんと 大野朱香【季語=飯蛸(春)】
  5. 【新連載】茶道と俳句 井上泰至【第1回】
  6. 【連載】「野崎海芋のたべる歳時記」 グジェール
  7. 少し派手いやこのくらゐ初浴衣 草間時彦【季語=初浴衣(夏)】
  8. 【新年の季語】三が日
  9. 晴れ曇りおほよそ曇りつつじ燃ゆ 篠田悌二郎【季語=躑躅(春)】
  10. 背広来る来るジンギスカンを食べに来る 橋本喜夫【季語=ジンギスカン(秋)】 

Pickup記事

  1. 【連載】久留島元のオバケハイク【第4回】「野槌」
  2. 「パリ子育て俳句さんぽ」【4月23日配信分】
  3. 雪の速さで降りてゆくエレベーター 正木ゆう子【季語=雪(冬)】
  4. 【春の季語】雁帰る
  5. 秋櫻子の足あと【第11回】谷岡健彦
  6. 【冬の季語】愛日
  7. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第2回】大磯鴫立庵と草間時彦
  8. 【秋の季語】夜長/長き夜(よ) 夜の長し 夜長人 夜長酒
  9. 猫と狆と狆が椎茸ふみあらす 島津亮【季語=椎茸(秋)】
  10. 杜鵑草遠流は恋の咎として 谷中隆子【季語=杜鵑草(秋)】
PAGE TOP