冬の季語

【冬の季語】寒椿

【冬の季語=晩冬(1月)】寒椿

「椿」は早春の花だが、9月、10月から冬にかけて咲く早咲きの椿を指す。

「冬椿」「冬の椿」とも。


【寒椿(上五)】
寒椿鍋つやつやに磨いてゐるか 川崎展宏
寒椿一輪われも日の出待つ 鍵和田秞子
寒椿置きたる水の動きだす 夏井いつき
寒椿落ちゆく先の貴船川 山田佳乃

【寒椿(中七)】

【寒椿(下五)】
汐入りの池あたゝかし寒椿 中村汀女
汲みたての水揺れてゐる寒椿 桂信子
飲食に倦むときのあり寒椿 森澄雄

【ほかの季語と】
雪女郎に恋はありけり寒椿 中勘助
寒椿つひに一日のふところ手 石田波郷


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