【夏の季語=晩夏(7月)】巴里祭(パリ祭、パリー祭)
7月14日=フランスの革命記念日のこと。1789年7月14日のバスティーユ襲撃、翌1790年7月14日の建国式典(建国記念日)により、フランスの国家的な祝日となっている。
日本語の独特な名称は、ルネ・クレール監督の映画『巴里祭』(原題=Quatorze Juillet)のタイトルによる。1933年4月の日本公開当時に、わかりやすく訳された。フランスでは「パリ祭」と決して呼ぶことはない。
音数にあわせて「巴里祭」は「ぱりさい」/「ぱりーさい」と4音、5音で読みならわされている。
【巴里祭(上五)】
巴里祭わが巴里の日も遠ざかる 能村登四郎
【巴里祭(中七)】
【巴里祭(下五)】