
【夏の季語=仲夏(6月)】太宰忌
「太宰の忌」に同じ。また、「桜桃忌」とも。太宰治の命日は6月13日だが、遺体が見つかった6月19日が太宰の誕生日であったため、この日を指すことも多い。毎年、太宰の墓のある三鷹の禅林寺には多くの太宰ファンが参拝し、好物のさくらんぼを供えることで知られている。1948年没。

【太宰忌(上五)】
太宰忌は男やさしき日なりけり 山田みづえ
太宰忌のまあたらしさの蘆の青 鷲谷七菜子
太宰忌や誰が喀啖の青みどろ 堀井春一郎
太宰忌や詩の垢たまるインク壺 鷹羽狩行
【太宰忌(中七)】
良き纏めして太宰忌の授業了ふ 森田公司
【太宰忌(下五)】
【ほかの季語と】
太宰忌のこれより梅雨に入る暮天 飯田龍太
むし暑き日の太宰忌の髪膚かな 岸田稚魚