夏の季語

【夏の季語】茅の輪

【夏の季語=晩夏(7月)】茅の輪

陰暦六月晦日の「夏越の祓」には、無病息災を願って穢れを祓うべく、その輪 をくぐって身を清めた。現在でも6月30日が近づくと、各地の神社には「茅の輪」が現れる。くぐれば、一年も折り返しに。


【茅の輪(上五)】

【茅の輪(中七)】
大金をもちて茅の輪をくぐりけり 波多野爽波
みちのくのけば立つ茅の輪くぐりけり 矢島渚男
くらき瀧茅の輪の奥に落ちにけり 田中裕明

【茅の輪(下五)】
月入れて全き円の大茅の輪  有馬朗人 
やすらかに人とほしたる茅の輪かな 長谷川櫂
向うより子どものまねく茅の輪かな 高田正子



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