
【夏の季語=晩夏(7月)】行水
行水(ぎょうずい)とは、桶やたらい等にお湯や水をそそぎ、それを浴びて体を洗うこと。入浴の一形態。20世紀末頃に家庭用給湯器が普及する以前に、しばしばみられた体を清潔にするための行為であるが、同時に夏などに暑さをしのぎ涼を取るためにも行われたため、夏の季語になっている。歴史的仮名遣いは「ぎやうずい」。秋になって行水をしなくなることを「行水名残」「行水の果」などと呼ぶ。

【行水(上五)】
【行水(中七)】
【行水(下五)】
行水や月に吹かるるあばら骨 臼田亜浪
行水や肌に粟立つ黍の風 杉田久女
行水のあと消炭として眠る 伊藤伊那男