
【秋の季語=三秋(8〜10月)】星流る(星流れる)
「流れ星」を動詞的に表現したかたち。日本語の歴史をたどっていくと、もともと8世紀ごろに「星流る」といっていたものが、9世紀に「流星」となり、そのあとに「光りもの」や「天変」といった表現に変わっていった。現代語でいえば「星流れる」。
【星流る(上五)】
星一つ命燃えつつ流れけり 高濱虚子
星流る疑ふこともなく生きて 山口青邨
【星流る(中七)】
参考に一つの星が流れけり 阿部青鞋
【星流る(下五)】
死がちかし星をくぐりて星流る 山口誓子
形正しき星座より星流る 山口誓子
死がちかし星をくぐりて星流る 山口誓子
コツプもち離れへゆくに星流れ 田中裕明