帰省して一冊の本持ち帰り 片山由美子【季語=帰省(夏)】


帰省して一冊の本持ち帰り
片山由美子

ようやく夏休みに入りました。記事の裏側を書くとすると、まず「テーマは学校です」と言ってから、梅雨時期の学校俳句を探すのに苦労しました。春なら桜、卒業、入学等、色々ありそうですが、無理矢理こじつけて書いたところが大半でした。反省です。

通知表を渡しました。俳句では旧仮名遣いなので、うっかり「一歩ずつ」を「一歩づつ」と書いてしまいました。提出前に気付いて良かったです。さすがに「ゐ」や「ゑ」は書いたことがないです。

さて、本句ですが、句集『水柿』の中で一番好きな句です。今年の帰省はゴールデンウィークに済ませてしまいました。以前は元旦の朝一の飛行機で帰ったこともありますが、最近は新幹線の方が多いです。北海道も最高気温が30℃を超えてしまうところも多いので、もはや避暑地と呼べなさそうです。

夏休最後の日なるひかりかな 小澤實

夏休みは、たくさん本を読もうと思います。毎年そう思ってますが、なかなか思うようにはいかないものです。

前田拓


【執筆者プロフィール】
前田 拓(まえだ・たく)
昭和63年生まれ、北海道函館市出身。令和元年「炎環」入会、令和三年炎環新人賞、令和八年星野立子新人賞。現在、「炎環」同人、俳人協会会員。



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