「沖」

  1. 薄氷の筥の中なる逢瀬かな 大木孝子【季語=薄氷(春)】

    薄氷の筥(はこ)の中なる逢瀬かな大木孝子(『柞繭』) 梅の咲く庭園の池が薄い氷で覆われているのを見たことがある。春の氷は気泡を含まないため透明で表面にはいくつもの風の筋が交差している。ひと目で壊れや…

  2. やがてわが真中を通る雪解川 正木ゆう子【季語=雪解川(春)】

    やがてわが真中を通る雪解川正木ゆう子句の細部に目が留まる前…

  3. 鏡台や猟銃音の湖心より 藺草慶子【季語=猟(冬)】

    鏡台や猟銃音の湖心より)藺草慶子祖母の部屋に黒檀の古い鏡台…

  4. 枯葉言ふ「最期とは軽いこの音さ」 林翔【季語=枯葉(冬)】

    枯葉言ふ「最期とは軽いこの音さ」)林 翔特に理由もない…

  5. 犬の仔のすぐにおとなや草の花 広渡敬雄【季語=草の花(秋)】

    犬の仔のすぐにおとなや草の花広渡敬雄公園へ向かってなだらか…

  6. 【書評】広渡敬雄『俳句で巡る日本の樹木50選』(本阿弥書店、2021年)

  7. 森の秀は雲と睦めり花サビタ 林翔【季語=さびたの花(夏)】

  8. 梅漬けてあかき妻の手夜は愛す 能村登四郎【季語=梅漬ける(夏)】

  9. 水の地球すこしはなれて春の月 正木ゆう子【季語=春の月(春)】

  10. 着ぶくれて田へ行くだけの橋見ゆる 吉田穂津【季語=着ぶくれ(冬)】

  11. 蓮ほどの枯れぶりなくて男われ 能村登四郎【季語=枯蓮(冬)】

  12. 略図よく書けて忘年会だより 能村登四郎【季語=暖房(冬)】

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