「港」
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駅蕎麦の旨くなりゆく秋の風 大牧広【季語=秋の風(秋)】
駅蕎麦の旨くなりゆく秋の風大牧広(『大牧広全句集』ふらんす堂)駅蕎麦が好きだ。ことに、かき揚げと生卵ののった天玉そばをよく食べる。初めて降りる駅では、駅蕎麦屋があるかどうか必ずチェックする。駅蕎麦は…
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火事かしらあそこも地獄なのかしら 櫂未知子【季語=火事(冬)】
火事かしらあそこも地獄なのかしら櫂未知子(『櫂未知子集』『カムイ』)…
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春は曙そろそろ帰つてくれないか 櫂未知子【季語=春(春)】
春は曙そろそろ帰つてくれないか櫂未知子女の部屋で一夜を共に…
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神保町に銀漢亭があったころ【第124回】髙坂小太郎
行きつ戻りつ銀漢亭髙坂小太郎(「銀漢」「牧」所属)わたくし…
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第7回】大森海岸と大牧広
【第7回】大森海岸と大牧広広渡敬雄(「沖」「塔の会」)大森は、蒲田と共に城…
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秋蝶の転校生のやうに来し 大牧広【季語=秋蝶(秋)】
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【書評】『シリーズ自句自解Ⅱベスト100 大牧広』(ふらんす堂、2017年)
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蓑虫の揺れる父性のやうな風 小泉瀬衣子【季語=蓑虫(秋)】
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夏しんと遠くめぐらす朝の森 大牧広【季語=夏の朝(夏)】