「鷹」
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なにはともあれの末枯眺めをり 飯島晴子【季語=末枯(秋)】
なにはともあれの末枯眺めをり)飯島晴子 葉の先の方が枯れ細って、見るにも焦点を合わせきれないような感じ、それが「眺めをり」なのだろう。掲句で特徴的なのは「なにはともあれ」である。このような言葉を句に…
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肉声をこしらへてゐる秋の隕石 飯島晴子【季語=秋(秋)】
肉声をこしらへてゐる秋の隕石)飯島晴子肉声をこしらえながら…
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【結社推薦句】コンゲツノハイク【2023年9月分】
毎月が俳句年鑑! 前月に刊行された俳句結社誌・同人誌の最新号から「(最大)7句」を…
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けふあすは誰も死なない真葛原 飯島晴子【季語=葛の花(秋)】
けふあすは誰も死なない真葛原)飯島晴子 では明後日は誰かが…
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婿は見えたり見えなかつたり桔梗畑 飯島晴子【季語=桔梗(秋)】
婿は見えたり見えなかつたり桔梗畑)飯島晴子 咲き満ちた何本…
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白萩を押してゆく身のぬくさかな 飯島晴子【季語=白萩(秋)】
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露草を持つて銀行に入つてゆく 飯島晴子【季語=露草(秋)】
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怒濤聞くかたはら秋の蠅叩 飯島晴子【季語=秋(秋)】
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葛の花来るなと言つたではないか 飯島晴子【季語=葛の花(秋)】
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葛の花こぼれやすくて親匿され 飯島晴子【季語=葛の花(秋)】
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瀧見人子を先だてて来りけり 飯島晴子【季語=滝見(夏)】
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【結社推薦句】コンゲツノハイク【2023年8月分】