「ゆう」
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いつまでもからだふるへる菜の花よ 田中裕明【季語=菜の花(春)】
いつまでもからだふるへる菜の花よ)(田中裕明鑑賞する句を選ぼうと田中裕明の句集をぱらぱらとめくった。やはらかい文体でやさしさがあり、平明だと思いこんでいた田中裕明の句が鑑賞をしようとすると、どの句も…
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水吸うて新聞あをし花八ツ手 森賀まり【季語=花八ツ手(冬)】
水吸うて新聞あをし花八ツ手森賀まり色ってグラデーションだ。…
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湯の中にパスタのひらく花曇 森賀まり【季語=花曇(春)】
湯の中にパスタのひらく花曇森賀まり掲句を一読して思い出した…
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片足はみづうみに立ち秋の人 藤本夕衣【季語=秋(秋)】
片足はみづうみに立ち秋の人藤本夕衣私は俳句のほかに合唱もや…
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古きよき俳句を読めり寝正月 田中裕明【季語=寝正月(新年)】
古きよき俳句を読めり寝正月田中裕明普段忙殺されていると、正…
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目のなかに芒原あり森賀まり 田中裕明【季語=芒(秋)】
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くらき瀧茅の輪の奥に落ちにけり 田中裕明【季語=茅の輪(夏)】
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浅春の岸辺は龍の匂ひせる 対中いずみ【季語=亀浅春(春)】
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どの絵にも前のめりして秋の人 藤本夕衣【季語=秋(秋)】