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  1. 花散るや金輪際のそこひまで 池田瑠那【季語=花散る(春)】

    花散るや金輪際のそこひまで池田瑠那映画やテレビの世界では間断なくタイムトラベルが行われている。もはや突飛な発想とは言い難い「あるある」な設定だ。そうした作品に出会うたび、過去に戻って自分に忠…

  2. めぐりあひやその虹七色七代まで 中村草田男【季語=虹(夏)】

    めぐりあひやその虹七色七代まで)中村草田男 中村草田男は昭…

  3. 恋さめた猫よ物書くまで墨すり溜めし 河東碧梧桐【季語=恋猫(春)】

    恋さめた猫よ物書くまで墨すり溜めし河東碧梧桐(『明治・大正・昭和 自由律俳…

  4. 大根の花まで飛んでありし下駄 波多野爽波【季語=大根の花(春)】 

    大根の花まで飛んでありし下駄)波多野爽波『骰子』見たままを…

  5. 未生以前の石笛までも刎ねる 小野初江

    未生以前の石笛までも刎ねる)小野初江)掲句との出会いはおよ…

  6. 靴音を揃えて聖樹まで二人 なつはづき【季語=聖樹(冬)】

  7. 休みの日晝まで霜を見てゐたり 永田耕衣【季語=霜(冬)】

  8. 老人になるまで育ち初あられ 遠山陽子【季語=初霰(冬)】

  9. ここまでは来たよとモアイ置いていく 大川博幸

  10. 夾竹桃くらくなるまで語りけり 赤星水竹居【季語=夾竹桃(夏)】

  11. 星空のととのふまでをバーベキュー 小山玄黙【季語=バーベキュー(夏)】

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