ゆく

1. 

   春惜しみつゝ蝶々におくれゆく   三宅清三郎【季語＝春惜む・蝶々（春）】

   春惜しみつゝ蝶々におくれゆく三宅清三郎みやけ・せいざぶろう2021年も2022年もこんな風にハイクノミカタを書いていたけれど、こんなに毎週遅れることはなかったのはなぜだったのか考えた。行動を制限され…

   • 2024/4/24
   • ハイクノミカタ, 阪西敦子
2. 

   寒卵良い学校へゆくために　岩田奎【季語＝寒卵（冬）】

   寒卵良い学校へゆくために岩田奎『膚』掲句の「学校」とは、果…

   • 2024/2/1
   • ハイクノミカタ, マンスリーゲスト
3. 

   雪の速さで降りてゆくエレベーター　正木ゆう子【季語＝雪（冬）】

   雪の速さで降りてゆくエレベーター正木ゆう子 　エレベーター…

   • 2023/11/23
   • ハイクノミカタ, マンスリーゲスト
4. 

   露草を持つて銀行に入つてゆく　飯島晴子【季語＝露草（秋）】

   露草を持つて銀行に入つてゆく)飯島晴子　たまたま道端で摘ん…

   • 2023/8/28
   • ハイクノミカタ, 小山玄紀
5. 

   夕凪を櫂ゆくバター塗るごとく　堀本裕樹【季語＝夕凪（夏）】

   夕凪を櫂ゆくバター塗るごとく)堀本裕樹『一粟』駿河台出版社2022年…

   • 2023/6/28
   • ハイクノミカタ, マンスリーゲスト
6. 

   人とゆく野にうぐひすの貌強き　飯島晴子【季語＝鶯（春）】

   • 2023/4/16
   • ハイクノミカタ, 小山玄紀
7. 

   鳥の巣に鳥が入つてゆくところ　波多野爽波【季語＝鳥の巣（春）】　

   • 2023/3/1
   • ハイクノミカタ, マンスリーゲスト
8. 

   枯野ゆく最も遠き灯に魅かれ　鷹羽狩行【季語＝枯野（冬）】

   • 2022/12/6
   • ハイクノミカタ, マンスリーゲスト
9. 

   サフランもつて迅い太子についてゆく　飯島晴子【季語＝サフランの花（秋）】

   • 2022/9/20
   • ハイクノミカタ, マンスリーゲスト
10. 

    駅蕎麦の旨くなりゆく秋の風　大牧広【季語＝秋の風（秋）】

    • 2022/9/15
    • ハイクノミカタ, 橋本直
11. 

    さくらんぼ洗ひにゆきし灯がともり　千原草之【季語＝さくらんぼ（夏）】

    • 2022/6/3
    • ハイクノミカタ, 阪西敦子
12. 

    詩に瘦せて二月渚をゆくはわたし　三橋鷹女【季語＝二月（春）】

    • 2022/2/20
    • ハイクノミカタ, 安里琉太