ゆく

  1. 早春や松のぼりゆくよその猫 藤田春梢女【季語=早春(春)】

    早春や松のぼりゆくよその猫藤田春梢女(ふじた・しゅんしょうじょ) いやー、今年もやってきましたね、立春。うれしいんだなもー。冬至の次に好きな日かも知れません。そして、同時に水星逆行も終わりますよー。…

  2. しんしんと寒さがたのし歩みゆく 星野立子【季語=寒さ(冬)】

    しんしんと寒さがたのし歩みゆく星野立子「寒さ」という一般に…

  3. 突として西洋にゆく暖炉かな 片岡奈王【季語=暖炉(冬)】

    突として西洋にゆく暖炉かな片岡奈王(かたおか・なおう)まさとし))…

  4. 前をゆく私が野分へとむかふ 鴇田智哉【季語=野分(秋)】

    前をゆく私が野分へとむかふ()鴇田智哉〈野分〉とは、野の草…

  5. ひと魂でゆく気散じや夏の原 葛飾北斎【季語=夏の原(夏)】

    ひと魂でゆく気散じや夏の原葛飾北斎俳人は季節に対して、それ…

  6. 青嵐神木もまた育ちゆく 遠藤由樹子【季語=青嵐(夏)】

  7. 郭公や何処までゆかば人に逢はむ 臼田亜浪【季語=郭公(夏)】

  8. 老人がフランス映画に消えてゆく 石部明

おすすめ記事

  1. 【秋の季語】秋蝶
  2. 回廊をのむ回廊のアヴェ・マリア 豊口陽子
  3. 天籟を猫と聞き居る夜半の冬 佐藤春夫【季語=夜半の冬(冬)】
  4. 【新年の季語】初日記
  5. ラーメン舌に熱し僕がこんなところに 林田紀音夫

Pickup記事

  1. 寒天煮るとろとろ細火鼠の眼 橋本多佳子【季語=寒天(冬)】
  2. プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 石田波郷【季語=夏来る(夏)】
  3. 生前の長湯の母を待つ暮春 三橋敏雄【季語=暮春(春)】
  4. 春日差す俳句ポストに南京錠 本多遊子【季語=春日(春)】
  5. 【馬の俳句】
PAGE TOP