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朝寝楽し障子と壺と白ければ 三宅清三郎【季語=朝寝(春)】
朝寝楽し障子と壺と白ければ三宅清三郎みやけ・せいざぶろう桜のころも、貴重な9回の執筆も、大切な時間は過ぎやすく…、なんて、3回目から遅れてすみません。前なら休ませてもらってしまうところですが、貴重な…
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みじろがず白いマスクの中にいる 梶大輔【季語=マスク(冬)】
みじろがず白いマスクの中にいる梶大輔初めて見たとき、「上手…
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赤い月にんげんしろき足そらす 富澤赤黄男【季語=月(秋)】
赤い月にんげんしろき足そらす富澤赤黄男(『魚の骨』) 〈宙…
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白い部屋メロンのありてその匂ひ 上田信治【季語=メロン(夏)】
白い部屋メロンのありてその匂ひ)上田信治『リボン』(邑書林 2017年)…
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赤い椿白い椿と落ちにけり 河東碧梧桐【季語=椿(春)】
赤い椿白い椿と落ちにけり)河東碧梧桐〽私は泣…
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九十の恋かや白き曼珠沙華 文挾夫佐恵【季語=曼珠沙華(秋)】
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跳ぶ時の内股しろき蟇 能村登四郎【季語=蟇(夏)】
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葱白く洗ひたてたるさむさ哉 芭蕉【季語=葱(冬)】
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海くれて鴨のこゑほのかに白し 芭蕉【季語=鴨(冬)】
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東京の白き夜空や夏の果 清水右子【季語=夏の果(夏)】
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神は死んだプールの底の白い線 高柳克弘【季語=プール(夏)】