【春の季語】竹の秋

【春の季語=晩春(4月)】竹の秋

樹木は一般的に秋になって「紅葉(黄葉)」するが、竹の葉は「」に栄養分を費やすため、春先に黄色っぽくなる。「竹秋」とも。

逆に、秋には、筍が一人前の竹となり、若葉を茂らせるので、これを「竹の春」(秋の季語)という。


【竹の秋(上五)】
竹の秋道山科に入りにけり 久保田万太郎

【竹の秋(中七)】

【竹の秋(下五)】
みづうみのここさざなみや竹の秋 森 澄雄
老夫婦のみの隣家も竹の秋 飯田龍太


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