【秋の季語=仲秋(9月)】秋分
秋の半ばと書くとおり、「立秋」と「立冬」のちょうど中間にあたる。
仏教においては、春分と秋分が彼岸である西方浄土への距離がもっとも短くなる日とされ、「秋分」は「秋彼岸」の中日とされる。「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、この時期から徐々に秋の気配が強まってくる。「秋分の日」は国民の祝日として制定されている。
太陽の高さを基準にした二十四節気のうち秋の四番目となる。
【秋分(上五)】
【秋分(中七)】
嶺聳(そばだ)ちて秋分の闇に入る 飯田龍太
【秋分(下五)】