【夏の季語】袷


【夏の季語=三夏(5-7月)】袷

表地と裏地を合わせた着物。生地が二重になっているため保温性があり、一般的に秋から春にかけての寒い時期(10月〜5月頃)に着用される最もスタンダードな仕立て方である。お正月や成人式など、イベントでも多く着られる着物でもある。素肌に直接身につけるものは「素袷」といい、また冬用に着る「綿入」から綿を抜いて着る夏物を「綿抜」と呼ぶ。裏地のないものは「単衣」。春秋も着られるものではあるが、俳句では夏の季語として、秋の袷は「秋袷」と呼び分ける。

(参考)BUYSELL「袷・単衣・薄物の着物を解説!季節に合わせた着分け方とは?」

【袷(上五)】
素袷やそのうちわかる人の味 加藤郁乎

【袷(中七)】
雨読とは筒っぽ袷居崩しに 古沢太穂
さかなにくちづけるため袷着こんでいる 四ッ谷龍

【袷(下五)】
わが痩やせも目やすきほどぞ初袷 尾崎紅葉

【その他の季語と】



関連記事