「寒雷」
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鉄橋を決意としたる雪解川 松山足羽【季語=雪解川(春)】
鉄橋を決意としたる雪解川松山足羽どこの鉄橋であろうか。Wikipediaによれば作者は福井市出身とあるから、雪深い北陸の川か。雪国の、それも大きな川なら、川幅いっぱいに濁った水が勢いをもって轟々と流…
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父がまづ走つてみたり風車 矢島渚男【季語=風車(春)】
父がまづ走つてみたり風車矢島渚男最近、風車(かざぐるま)を…
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第14回】お茶の水と川崎展宏
【第14回】お茶の水と川崎展宏広渡敬雄(「沖」「塔の会」)お茶の水は、東京…
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隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな 加藤楸邨【季語=木の芽(春)】
隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな加藤楸邨(『雪後の天』1943年 交蘭社)…
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冴えかへるもののひとつに夜の鼻 加藤楸邨【季語=冴返る(春)】
冴えかへるもののひとつに夜の鼻加藤楸邨ニューヨークは2月に…
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「野崎海芋のたべる歳時記」カスレ
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死なさじと肩つかまるゝ氷の下 寺田京子【季語=氷(冬)】