田中裕明

  1. 鳥の巣に鳥が入つてゆくところ 波多野爽波【季語=鳥の巣(春)】 

    鳥の巣に鳥が入つてゆくところ)波多野爽波『鋪道の花』何度読んでも気持ちのよい句だ。「鳥」というざっくりした把握と「入」るという無機質な言い方は、あたかも観察者がいないかのような、句だけがそこに浮かん…

  2. 古きよき俳句を読めり寝正月 田中裕明【季語=寝正月(新年)】

    古きよき俳句を読めり寝正月田中裕明普段忙殺されていると、正…

  3. 目のなかに芒原あり森賀まり 田中裕明【季語=芒(秋)】

    目のなかに芒原あり森賀まり田中裕明(『夜の客人』) 作者の…

  4. くらき瀧茅の輪の奥に落ちにけり 田中裕明【季語=茅の輪(夏)】

    くらき瀧茅の輪の奥に落ちにけり田中裕明夏越の祓は、陰暦六月…

  5. 鶯や米原の町濡れやすく 加藤喜代子【季語=鶯(春)】

    鶯や米原の町濡れやすく)加藤喜代子(「霜天」))米原は主要…

  6. ゆる俳句ラジオ「鴨と尺蠖」【第9回】

  7. ここまでは来たよとモアイ置いていく 大川博幸

  8. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第10回】水無瀬と田中裕明

  9. 好きな繪の賣れずにあれば草紅葉 田中裕明【季語=草紅葉(秋)】

  10. 渚にて金澤のこと菊のこと 田中裕明

  11. 食欲の戻りてきたる子規忌かな 田中裕明【季語=子規忌(秋)】

  12. 悉く全集にあり衣被 田中裕明【季語=衣被(秋)】

カテゴリー記事一覧

記事一覧

PAGE TOP