飯島晴子
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でで虫の繰り出す肉に後れをとる 飯島晴子【季語=でで虫(夏)】
でで虫の繰り出す肉に後れをとる)飯島晴子) この句は昭和五九年の作で、晴子は六三歳。『八頭』に収められている。 最初にこの句を読んだとき、「でで虫の繰り出す肉」というフレーズにどきどきした。…
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「野崎海芋のたべる歳時記」蕪のクリームスープ
蕪のクリームスープCrème de navet大寒…
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恋ともちがふ紅葉の岸をともにして 飯島晴子【季語=紅葉(秋)】
恋ともちがふ紅葉の岸をともにして飯島晴子(『八頭』)男女間…
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尺蠖の己れの宙を疑はず 飯島晴子【季語=尺蠖(夏)】
尺蠖の己れの宙を疑はず飯島晴子(「飯島晴子全句集」)第七句…
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竹秋や男と女畳拭く 飯島晴子【季語=竹秋(春)】
竹秋や男と女畳拭く飯島晴子秋と言いながら何故か春の季語の「…
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「パリ子育て俳句さんぽ」【1月1日配信分】
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第6回】熊野古道と飯島晴子
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昼顔のあれは途方に暮るる色 飯島晴子【季語=昼顔(夏)】
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生きものの影入るるたび泉哭く 飯島晴子【季語=泉(夏)】