飯島晴子
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サフランもつて迅い太子についてゆく 飯島晴子【季語=サフランの花(秋)】
サフランもつて迅い太子についてゆく)飯島晴子 難解をもって鳴る飯島晴子らしい俳句。このナンセンスすれすれの句に恣意的な読みで飯島晴子らしい匂いをかぎとってみたい。 句を散文として読めば文意は…
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丹田に力を入れて浮いて来い 飯島晴子【季語=浮いて来い(夏)】
丹田に力を入れて浮いて来い)飯島晴子)平成十二年の作。晴子…
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十薬の蕊高くわが荒野なり 飯島晴子【季語=十薬(夏)】
十薬の蕊高くわが荒野なり)飯島晴子)平成三年の作。晴子は七…
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螢とび疑ひぶかき親の箸 飯島晴子【季語=蛍(夏)】
螢とび疑ひぶかき親の箸)飯島晴子) 昭和45年の作。晴子は…
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襖しめて空蟬を吹きくらすかな 飯島晴子【季語=空蟬(夏)】
襖しめて空蟬を吹きくらすかな)飯島晴子) 昭和四九年の作。…
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でで虫の繰り出す肉に後れをとる 飯島晴子【季語=でで虫(夏)】
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「野崎海芋のたべる歳時記」蕪のクリームスープ
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恋ともちがふ紅葉の岸をともにして 飯島晴子【季語=紅葉(秋)】
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尺蠖の己れの宙を疑はず 飯島晴子【季語=尺蠖(夏)】
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竹秋や男と女畳拭く 飯島晴子【季語=竹秋(春)】
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「パリ子育て俳句さんぽ」【1月1日配信分】
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第6回】熊野古道と飯島晴子