小澤實
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子燕のこぼれむばかりこぼれざる 小澤實【季語=子燕(夏)】
子燕のこぼれむばかりこぼれざる)小澤實 飛来・抱卵から成長して巣立つまでを見届けることの出来る燕の巣が生活圏に少なくとも三箇所ある。一箇所はビルにあったがそのビル自体の取り壊しが決っている。もう一箇…
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煮し蕗の透きとほりたり茎の虚 小澤實【季語=蕗(夏)】
煮し蕗の透きとほりたり茎の虚)小澤實煮物の蕗が透き通ってい…
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本の山くづれて遠き海に鮫 小澤實【季語=鮫(冬)】
本の山くづれて遠き海に鮫小澤實(『砧』) 創作にかかわる人…
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舌荒れてをり猟銃に油差す 小澤實【季語=猟銃(冬)】
舌荒れてをり猟銃に油差す)小澤實https://www.…
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人妻ぞいそぎんちやくに指入れて 小澤實【季語=磯巾着(春)】
人妻ぞいそぎんちやくに指入れて小澤實(『瞬間』) 磯の花と…
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【書評】相子智恵 第1句集『呼応』(左右社、2021年)
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ゆる俳句ラジオ「鴨と尺蠖」【第3回】
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「野崎海芋のたべる歳時記」パン・ペルデュ
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「野崎海芋のたべる歳時記」鰆のエスカルゴバター焼き
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【書評】中沢新一・小澤實『俳句の海に潜る』(角川書店、2016年)