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ひきつゞき身のそばにおく雪兎 飯島晴子【季語=雪兎(冬)】
ひきつゞき身のそばにおく雪兎)飯島晴子「ひきつゞき」というのは、「雪兎が解け去ってからも」の意と思われるが、それにしてもこの改まった言い方には力がこもっている。そして「身のそばにおく」というのも、自…
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寒夕焼に焼き亡ぼさん癌の身は 成田千空【季語=寒夕焼(冬)】
寒夕焼に焼き亡ぼさん癌の身は成田千空 第四句集『白光』によ…
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白鳥の花の身又の日はありや 成田千空【季語=白鳥(冬)】
白鳥の花の身又の日はありや成田千空 千空の萬緑賞受賞後、中…
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山椒の実噛み愛憎の身の細り 清水径子【季語=山椒の実(秋)】
山椒の実噛み愛憎の身の細り清水径子(『現代俳句歳時記』) …
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白萩を押してゆく身のぬくさかな 飯島晴子【季語=白萩(秋)】
白萩を押してゆく身のぬくさかな)飯島晴子 両側から萩が、「…
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つぶやきの身に還りくる夜寒かな 須賀一惠【季語=夜寒(秋)】