【春の季語】春分

【春の季語=仲春(3月)】春分 

春の半ばと書くとおり、「立春」と「立夏」のちょうど中間にあたる。

仏教においては、春分と秋分が彼岸である西方浄土への距離がもっとも短くなる日とされ、「春分」は「彼岸」の中日とされる。「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、この時期から徐々に春の気配が強まってくる。「春分の日」は国民の祝日として制定されている。

太陽の高さを基準にした二十四節気のうち春の四番目となる(「立春」→「雨水」→「啓蟄」に次ぐ)。


【春分(上五)】
春分や水の音より夜に入りぬ 中井洋子
春分や剣玉の糸くすませて 野口る理

【春分(中七)】

【春分(下五)】




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